あらすじ
ブラック企業で過労死した主人公は、やり込んでいたRPGの「序盤で死ぬデブの悪役貴族」アルベルトに転生してしまう。
破滅フラグを回避するため、彼は早々に実家の公爵家から勘当され、最果ての荒野である辺境領地をもらって「一生ダラダラ引きこもる」ことを決意する。
楽をするために、奴隷市場や路地裏で「安かったから」「可哀想だったから」という適当な理由で、ゲーム内で後にラスボス級となる隠しキャラたち(虐げられていた魔族や天才暗殺者など)を拾い、「あとは適当にやって。俺が快適に寝られるようにしてね」と領地経営を丸投げする。
しかし、愛情に飢えていた配下たちはこの怠惰な発言を「自分たちへの絶対的な信頼」と「深遠なる神の如き采配」と超解釈!アルベルトが昼寝をしている間に、配下たちは荒野を世界最高峰の魔法都市へと作り変え、攻めてきた勇者パーティーや魔王軍を「主君の安眠を妨げるな」と理不尽に瞬殺していく。
これは、ただの怠惰な無能貴族が、なぜか世界中から「慈悲深き全知全能の覇王」として崇め奉られていく