あらすじ
【作品あらすじ】
「選挙」は「鮮魚」へ、「原簿」は「元号」へ。
そこは、常識と偏差値と倫理をどこかに置き忘れた、地方郵便局の特異点。
リーゼントの開祖・道川が精神論をぶち上げ、空耳の賢者・あべたつが朝礼の内容を「ブリの刺身」に変換し、松原のおばちゃんが「シュガーソケット」の火花で団子を焼こうとする。
そんな狂気の現場で、唯一(?)の常識人・**ハッシー(橋本)**は、胃薬を片手に今日も絶叫する。
「ひ、ひぃぃっ! それは重大なコンプライアンス違反ですぅぅっ!!」
だが、そんな彼の悲鳴も、競馬新聞を片手にすべてを「で?」と斬り捨てる虚無の若手・やすに無効化され、数理オタクのまさしが導き出す「ハッシー(橋本)の胃が破裂する確率」に絶望させられる。
全方位からの理不尽。追い詰められた彼が放つ魂の肯定(あきらめ)――「たしかに。」
この物語は、ある郵便局を舞台に、天然由来100%のトラブルと、それを「道」や「芸術」と言い張る12人の「アホベンジャーズ」が織りなす、実録風・お仕事コメディである。
あなたが今受け取ったその手紙、……たぶん、誤配です。
【主要な登場人物(12人のアホベンジャーズ)】
ハッシー(橋本):社労士志望の胃痛持ち。口癖は「たしかに」。
やす:競馬新聞を愛する虚無の観測者。必殺技は「で?」。
まさし:全てを確率で語る数理オタク。趣味は1000ピースのパズル。
道川:リーゼントをなびかせ「郵便道」を説く、現場の熱源。
あべたつ:奇跡の空耳を連発する最年長。選挙を「鮮魚」と聞き間違う。
松原のおばちゃん:シュガーソケットと誤配の女王。ミカンを配ってカオスを撒く。
丹波さん:おっさん達の虚栄心を高笑いで粉砕する姉御。
高野:倫理観ゼロのペラペラ男。頭頂部は常に反射率100%。
天貝(あまがい):正論を語っては物理的にコケる自爆型インテリ。
内田:道川の教えを「感染力ありますなぁ!」と全肯定する太鼓持ち。
清瀬局長:石と鯉の話で時間を奪う物販の念仏。
岸たけし課長:常に血管を爆裂させて怒鳴り散らす、哀愁の管理職。