あらすじ
俺には自称美少女なネッ友がいる。
出会ったのは数年前であり、とあるゲームのフレンド関係から始まり、今では頻繁にゲームをする仲になっていた。
しかし、オフ会やら何やらをすることはなく、お互いの顔も本名も知らなかったが、彼女はよく「また告られたんだよねー。私、可愛いから」とか言っていた。
自称美少女な彼女をたまに弄っていたのだが、そんなある時オフ会をしようと提案された。
そうして、高2の春のこと。
俺は自称美少女な彼女と会うことになった。
スマホをいじりながら緊張しつつ待っていると、彼女が後ろから現れた。
それはまさに美少女といって差し支えないほどの可愛さであった。
その彼女は開口一番こう言った。
「実は私は10年後の未来から来た未来嫁なのだ!」
「はい?」と、ネットの中と変わらないそんなテンション見て、少し安心しつつちょっと馬鹿にしていると、彼女はこう言った。
「だから、10年後から来た嫁なんだって。赤石恭太くん」と、知らないはずの本名を言い当てるのであった。