あらすじ
「……まあ、実を言うと、私が国を滅ぼしかけたのは事実なんですの」
リィフィル王国の第一王女フェリナアーラは、10歳から不眠不休で働いてきた。
すべては愛する民のため。だが、彼女が心血注いで作り上げた「福祉法」は国を弱体化させ、開発した「新特産品」は隣国をパニックに陥れるほどの中毒者を出してしまった。
「わがまま放題の麻薬姫」
身に覚えのない噂と、自分が招いた最悪の結果。革命軍に追われ、冷たく薄汚い地下室の箪笥の中で死を覚悟した彼女が掴んだのは――異世界への「日本留学チケット」だった!?
転生先は、現代日本。
そこには、自分が喉から手が出るほど欲しかった「完璧な法」と「安全な技術」が溢れていた。
「なんですのこの『コンビニ』は! 24時間営業でも誰も過労死していませんわ!」
「このお菓子、中毒性(美味しさ)は凄まじいのに、体に害がありませんの……!?」
これは、有能すぎて失敗した王女が、日本の圧倒的技術に目を輝かせながら、いつか自国を正しく救うために「真の改革」を学び直す物語。
……のはずが、なぜか世話焼きな日本の男子高校生に「放っておけない」と過保護に溺愛されることになって――!?