あらすじ
レガリアと呼ばれる未知の遺構は、幸運とも厄災とも語られ、国の地下深くで眠っている。
それを巡り、秘探所・INii・Xenoの三勢力は長く対立してきた。
主人公・三嶋朱音は、ある日、レガリアの“声”を聞いた、特異なナビゲーター。
しかし、ある出来事を境に世界は揺らぎ始める。
揃い始める条件。動き出す遺構。
増えていく“候補者”。
人類同士で争っている場合ではない現実が、否応なく突きつけられる。
迫るのは、誰の思惑も通じない“何か”。
それでも朱音は耳を澄ます。
聞こえてくるのは、破壊の予兆だけではなかった。
守られてきた少女は、やがて自分の足で立つことを選ぶ。
守りたい人がいる。
帰りたい場所がある。
世界が終わるかもしれない夜。
想いが交差する中で、朱音は気づいてしまう。
自分の心が、誰の隣へ辿り着くのかを。
これは、選ばれる物語ではない。
それでも、選んでしまう人間たちの物語。
(彼女が、ただいまを、告げる相手は誰なのか。
いまは、まだ誰もしらない)