あらすじ

妖魔退治の名門・一条家の長女として生まれた紬《つむぎ》は、呪力を持たない「完全なる無能」として虐げられてきた。 天才の妹の身代わりとして西の大陸へ嫁に出された挙句、妹の呪符によって船ごと海に沈められてしまう。 しかし、家族は知らなかった。 紬は呪力ゼロゆえに「呪いを一切受け付けず、物に宿る声を聞く」ことができる特異体質であり、一条家を陰で支える最高峰の【呪具職人】だったのだ。 さらに彼女の体の中には、極東を滅ぼしかけた大妖魔『白面《はくめん》』まで封じられており、二人は奇妙な友情で結ばれていた。 白面の助けで西の大陸に流れ着いた紬は、嫁ぎ先から門前払いを受けたことを機に、異国でひっそりと呪具屋を開くことにする。 極東では忌み嫌われる「呪い」も、紬の手にかかれば神業の如き名刀や杖に生まれ変わる。 しかも西の大陸において、彼女の作る呪具は失われた超技術【遺物《アーティファクト》】そのものだった。 ある日、呪いのような怪力に苦しむ王国最強の騎士団長ルシアンを救ったことで、紬の運命は激変する。 「俺の力を完全に制御できている。君は俺の救世主だ」 彼から猛烈に溺愛されるようになり、さらには国中の猛者たちから伝説の職人として崇められていくのだった。 一方その頃、専属の職人である紬を失った一条家は、強力な武器のメンテナンスができず、徐々に没落への道を辿っていたが、紬はそんなこと知る由もない。 前世の記憶を持ち、ただ自由に物作りがしたいだけの少女が、規格外の技術で異世界を無双するサクセス&ラブファンタジー。

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小説を読もう2026/02/20
  • 現在の作品極東の落ちこぼれ【呪具職人】、異国でひっそり店を開く ~妹の身代わりに異国へ売られ、暗殺されかけた呪力ゼロの私、実は作った呪具が西の大陸では国宝級の遺物《アーティファクト》だったようです~