あらすじ
「君のような面白みのない女より、しっかり自分の味を持ってるナン・ハニーバター男爵令嬢こそ王太子妃にふさわしい」
卒業パーティーの席で、ライス・オーバーブライト公爵令嬢は王太子レードル・ターメリックから婚約破棄を言い渡された。
失意の中、逃げるようにその場を離れたライス・オーバーブライトに手を差し出したのは、遊学のために訪れていた隣国の王太子タレ・カツ・ウスターだった。
「君を、我が国の王太子妃として迎えたい」
タレ・カツ・ウスターの真意がつかめないままにその手をとったライス・オーバーブライトだったが、その先に待ち受けているのは愛か、それとも……