あらすじ
「不潔よ。その手で私に触れないで――」
十歳のあの日から、一途に彼だけを愛してきたロクサーヌ。
婚約者で初恋のギルバート侯爵令息と結ばれ、
新婚早々に愛する子にも恵まれ、幸せの絶頂にあった。
だが、外交補佐官である夫は、外遊のたびに交渉の手段として
各国の女性たちと関係を持っていた。
そして、ロクサーヌを襲ったのは、原因不明の違和感と痒み。
予定日を四週間も残した「早産」だった。
さらに、信じていた友人の嫉妬と悪意がもたらす残酷な知らせ。
血の海の中で意識を失う寸前、ロクサーヌは知らされた――。
夫が外遊先で関わった女性、そして汚らわしい病の真実。
「君を守るため」と囁いた夫の唇は、他の女の肌を這っていた。
「許さない。一生、あなたを許さない!」
裏切った夫と、心を閉ざした妻。
愛しい我が子と、愛した夫への想い。
一度壊れた愛が、少しずつ「明日」を探す物語。
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
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