あらすじ
昼休み、友人に撮られた一枚の写真
そこには、確かに写っているはずの私の左手の人差し指だけが、存在しないように消えていた
現実ではちゃんとある指
けれど翌日から、その指は私の意思とは関係なく動き始める
教壇を、床の傷を、何気ない場所を、まるで「そこに何かがある」と知らせるかのように、勝手に指し示してしまう左手
周囲に気づかれないよう必死に押さえ込むほど、指先には見えない抵抗が絡みつき、まるで別の意志を持っているかのように伸びていく
―― 『写真に写らなかった場所は気を付けろ』
日常の教室、帰り道、何気ない風景の中で、少しずつ「普通」がずれていく
これは、私の左手の人差し指から始まった、静かな異常の記録
全三話
※本作品はAI共作です