あらすじ
広告代理店でストラテジック・プランナーとして、戦略を練る日々を送る佐久間 亮介は、大学時代から、ひとりの後輩を想い続けてきた。
職場の部下でもあるその女性、森山 仁菜が追っているのは、かつての恋人の背中だった。彼女の消えない未練を誰よりも理解し、見守り続けてきた佐久間は、ついに「好きだった」という言葉さえ飲み込んだまま、静かに失恋した。
ある日佐久間は仕事の撮影現場で幾度となく見かけていた、一人の女性とバーで再会する。お互いの胸にあるもう二度と届かない恋を語り合う二人は、一夜の関係を持つようになる。
やりきれない想いを隠し、明日をやり過ごすために、お互いの関係に依存し縋りつく。
この関係に恋など存在しない。
むしろ、恋を誤魔化すために相手を利用する。
関連作
『1度ならず2度までも君に恋をする』
https://estar.jp/novels/26289930
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