あらすじ
大雨の日、駅前のカフェで出会った“世界のすべてに敬語を使う”不思議な女性と主人公は、やがて恋人になる。彼女は人や物、時間にまで丁寧に接する人だった。
2月29日生まれの彼女は、閏年に女性から男性へプロポーズするという北欧の習慣を引き合いに出し、「次の閏年に私からプロポーズします」と約束する。そして4年後、本当に彼女から求婚され、主人公はそのまっすぐで丁寧な想いを受け入れる。
さらに4年後、結婚式の日。主人公は、彼女が人生そのものに失礼のないよう生きてきたのだと気づく。閏年という特別な一日が結んだ奇跡を、これからも大切にしていこうと誓う物語。