あらすじ
鬱に苦しんでいた青年、霞陽夜誉(かすみびやほまれ)は自殺を決意する。
自宅のベランダから身を投げ、地に頭が着いたその瞬間──真っ暗な世界で目を覚ます。
戸惑う誉の前に現れたのは"逢神(おおかみ)"と名乗る女神。
本来、彼女の役目は死者を閻魔のもとに導くことだったが、天界で新たに「死者を異世界へ送る」という選択肢が追加されたのだという。
誉は当然のように閻魔のもとへ行くつもりだったが、逢神によって異世界送りにされてしまう。
自ら死を選んだ青年は、なぜ異世界に送られたのか。
これは、生の醍醐味を知るために、新たな世界で青年が生き直す物語だ。