あらすじ
勇者と呼ばれ、名を奪われた青年ユウ。
魔王と呼ばれ、憎悪を背負った男。
戦場で相打ちとなった二人は、死後の世界で再び目を覚ます。
そこは八百万荘。
神々が住まう場所。
食の神に与えられた一杯の味噌汁が、
凍りついた心を溶かす。
だが二人は再会した瞬間、また拳を振るう。
止められ、封じられ、手を繋がされる。
告げられたのは、残酷な選択。
神になるか。
それとも弱者へ転生し、恐怖を味わい尽くすか。
命を奪い続けた者が、命を繋ぐ存在になれるのか。
これは、
「強さ」と「罰」と「救い」を巡る、再生の物語。