あらすじ

千年前、英雄王は魔女の心臓から作った剣で、竜種により滅ぼされかけた人類を救った。――母を殺したと嘆く子どもを魔の森に置き去りにして。 魔女アマンダを母と慕い、英雄王エルダーを兄代わりとして育ったレイチェルは、千年もの間、エルダーを呪い、彼の子孫を祟り、彼の作った国の東に広大な魔の森を構築した。そんなある時、魔獣を使役し、踏み入る者全てに死を与える彼女を討伐するべく、英雄王の国から騎士団が派遣されたのだが。 「会いたかったわ、お母さん!」 「俺は男だ!」 アマンダの魂を持つ騎士団長ガンドルフを見つけ、レイチェルは懐いた。だんだんとほだされていくガンドルフに、レイチェルは笑顔で告げる。 「人類を救いたいなら、アマンダの剣で私の首をはねればいいのよ。千年前のエルダーのように。簡単でしょ!」 魔女の魔法と咎人の願いにより、永劫の孤独で壊れた子どもは、千年先の未来で運命を取り戻す。

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小説を読もう2026/02/19
  • 現在の作品魔女に喝采を、咎人に願いを、望まれぬ貴女に永劫を。