あらすじ
やられましたわ。
無念ですわ。
誘拐されたのですわ。
犯人は王家のクソ野郎どもに決まってますわ。
王家開催のお茶会に強制招致されたその道中に襲われたのですから最早隠す気もないのかしら。
おかしいとは思っておりましたのよ。いつもお茶会が開催される王宮ではなく、離宮での開催だとか、王族とのお茶会だからと武装解除の上護衛と完全隔離されるだとか。
しかもそれが当日に突然決まっただとか。
そもそも始まりが‘’今はまだ断れない‘’勅令でのお茶会招待状だったりとか。
いよいよなりふり構っていられなくなった……?
という事は何処かからこちらの動きが漏れた可能性が高いですわね。
獅子身中の虫の炙り出しはこの際置いておいて、まずは目の前の案件の対処ですわ。
そう。まずはわたくしを誘拐した盗賊どもから掌握をはじめるのですわ。