あらすじ

憧れていた。塔の上で王子様の助けを待つお姫様に。 信じていた。いつか誰かが、この地獄から救い出してくれると。 でも、王子様はもういない。 無力だった私が、優しかった彼らを――愛しい夫たちを死に追いやったのだ。 待つだけでは、何も守れない。 籠の中の鳥であることを辞めたクロティルは、漆黒の喪服をまとい死神未亡人としての仮面を被る。 標的は北壁を統べる「なり損ない」公爵、セリアン・ヴィル・アイセントール。 夫たちの命を、その誇りさえも奪った真犯人。 全てはその冷酷な仮面を剥ぎ取り、完膚なきまでに心を奪い、その喉元にナイフを突き立てるために。 「閣下。その手で私の毒杯を飲み干す覚悟は、できていらっしゃいますか?」 これは、愛を失った女が、愛を知らぬ男に捧げる五度目の結婚。 五度目の鐘の音は、復讐の讃歌か、あるいはーーー。 *この作品は小説家になろうでも同時連載しています。 初投稿です。拙いところもありますが、よろしくお願いします。

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カクヨム
カクヨム2026/02/18
  • 現在の作品祈りで人が生き返るなら、私なんていりません