あらすじ
競馬狂いで、お金とお酒にだらしなく、毎度ジタバタ騒いでは、事態をトコトン悪化させる反面教師――そんな「とうさん」が、合成麻薬セラフィムの所持などの罪で起訴されたとの報せが、弁護士Kからもたらされる。
確率と偶然を司る神である「天の神様」と繋がる能力を持つ十歳の少女ギンは、以前、赤い六芒星の形をした錠剤を見たことを思い出す。それが、セラフィムだったのだ。
弁護士Kの元を訪れたギンは、とうさんが、セラフィムの入手元について浅はかな虚偽の証言を繰り返していることを知る。
また同時に、余りにも多くの「偶然」が積み重なる事件の背後に「天の意思」が働いていることに、ギンは気付く。
そして迎えた初公判ーー。
とうさんの情状を立証する為に証言台の前に立ったギンは、或る前代未聞の行動に出る。
法廷にファンタジーを持ち込んだ作品です!