あらすじ
海岸に面した鉄道の駅、その駅に校名を冠する片蔵高校に通う黒髪の少年「柊 想真」成績は中の上、多少体格に恵まれている以外は普通の高校生だ。
いや、強いて言えば、一つだけ人よりも少し変わった体質があるのかもしれないが…
ある日想真は学校帰りの駅のホーム、いつもなら綺麗な夕焼けが見える海を眺めていると、水平線が歪んで行くのを見た。
しかし歪んでいるのは水平線では無く、その手前の空間であった。
まるでそこに透き通る水の像が現れたかの様に空間は歪になっていく。
その異様な光景に、周りの様子を伺おうとすると気付く、自分一人が先程までいた駅ではなく砂浜まで移動していた事に…
最早眼前にそびえるその歪な空間が光の粒子を放って霧散し、そこに存在していたのは、特撮巨大ヒーローに出てくる怪獣の様な十メートル程の巨大生物だった。
驚愕するソウマの前に一人の女性が突如現れ、怪獣に向かって指をさしだすと、どこから出たのか稲妻が迸る。
もはやソウマは何が起きているかわからない
ーーーこれは夢か、幻かーーー
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