あらすじ
全宇宙を揺るがす「救済」の記憶。それは地球だけの物語ではなかった。
宇宙の均衡が崩れ、滅びの足音が近づく中、創造主は冷徹な決断を下そうとしていた。「生きることを拒むものは、すべて消し去る」。
その時、一人の男――イエスが立ち上がる。全宇宙の罪を背負い、浄化の道を選んだ彼の血は、遠く離れた星々の戦士たちにも影響を与えていく。
時は流れ、地球の復活祭(イースター)。
組織の守護者レオンは、家族との平穏な時間を捨て、南極の氷壁の向こう側へと向かう。そこには、封印を解かれた古の堕天使と、力による支配を目論む将軍が待ち受けていた。
「愛で世界は救えない」と嘲笑う敵に対し、レオンが下した衝撃の決断とは?
拳と信仰が交差する、SFファンタジー短編。救済の鼓動は、今も宇宙に響いている。