あらすじ
〖サブタイトル〗
灰色の空と穢れた救世主───後悔を植え付ける力で、私は平和を独裁する
〖あらすじ〗
「戦争をやめよう」
ヴァルメア王国の片隅で、少女アリアは慎ましく平和を訴え続けていた。だがある夜、神から授かったのは、慈悲とは真逆の……相手に尋常ならざる「後悔」を植え付け、精神を屈服させる呪いのような能力だった。
飴玉をくれたおばあさん、栞をくれた青年、約束を交わした子供たち。
穏やかな日常と「綺麗な自分」を捨て、アリアは軍警すらも跪かせる「穢れた救世主」への道を歩み始める。「私は、神の国を作る。手伝って」
それは、血の流れない平和のために、人々の心を殺し続ける独裁の始まり。
救世主がすべてを救ったとき、救世主自身は誰に救われるのか。
灰色の空の下、彩度を失った少女が辿り着く「救済」の形とは─────。
※ラブロマンスが後半で入ります。ハッピーエンドです。