あらすじ

中規模メーカーに勤める企画職の宮瀬 灯璃《みやせ あかり》、25歳。 締め切りと残業に追われる日々の中で、唯一ほっとできる場所があった。 社内の健康相談室と、そこにいる産業看護師の三枝 暖《さえぐさ のん》先生だ。 1年以上通い続けるうちに、灯璃は気づいてしまった。 先生の声が好きで、先生の香りが好きで、先生がいる部屋が好きだと。 でもそれは、言えない気持ちだった。 先生は仕事でやさしくしてくれているだけ。 それに――女同士だから。 2月のある日、廊下で偶然目にした光景が、灯璃の中の何かを揺さぶった。 次の面談で暖先生に「いつもと違う」と気づかれたとき、ずっと押し込めていた気持ちが、ついに溢れ出す。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/02/18
  • 現在の作品二月の相談室