あらすじ
大国カイオスとベラルが新しい鉱石、“シャドウリリィ”を求め戦争を始めていた
シャドウリリィはこの戦争の五十年前に発見された、黒い液体のようなものであり
どのようなエネルギーでも作り出せ、様々な形になる事ができる
それを扱えるのが”ch”
シャドウリリィを操り、戦闘機を超える速度と、どんな火砲を凌ぐ火力を自由自在に生み出す
一人の少年、リル
彼はエリグラル帝国に住んでいるただの子供であり傭兵だ
前回の戦争であるchに日常を家族を家を、すべてを奪われた
やっと十歳後半にもなる子供のリルには
そこから生きていくのは耐え難い苦痛であった
しかし、そこに転機が訪れた
謎のchの少女、レイラとの出会い
他にも色々な同年代の子供と巡り合う
それにより、リルは再度―――家族のような存在に、自分から手を差し伸べてしまう
もう一度失うのも怖いのに、それに耐えうる心など
とうにないのに
世界は――いや、運命は少年に何を与え
何を奪っていくのだろう
これはその少年の、一瞬のようで長過ぎた人生の物語