あらすじ
ある日突然、観光客で賑わい出した片田舎の街
──月読峠。
マスコミから怪しい団体まで、彼らが向かう先は、先日発見された『大蛇の化石』だ。
冷めない熱に浮かれる街。やり過ごすはずの青春は押し流されて、新たな謎が投げられた。
それは拡散された「偽の古地図」
少年・楽々浦夜と後輩の辻文七巳は、またもや店主に送り出され、古地図に導かれるように山中の湖へ向かう。
だが、その裏では、月に眩んだ蛇たちが、
手を伸ばし始めていた。
様々な利害がバラけて混じり、踊る夜が幕を開ける。
少年が見えない欲望を読んだ時、
日常は大胆に剥がれ落ちた。