あらすじ
世界は物理でできている――
そう思っていた。
記憶の一部を失った高校二年生・アニムスは、日本に一校だけ存在する“ギフテッド専用高校”――ヘルメリオン学園へと編入する。
そこは、IQや学力ではなく「世界の構造を理解できる資質」を持つ者だけが集められる場所だった。
学園で出会ったのは、
鏡のように世界を映す少女・レスポンサ
万物の振動を感じ取る少年・ヴィブラティオ
極性を操るツンデレ少女・ポラリス
律動を読むダンサー志望の少女・リズミア
因果を観測する桃髪の分析者・カウサリス
そして、意識と潜在を統合する存在・ジェミナス
彼らが扱うのは“超能力”ではない。
七つの法則。
対応、振動、極性、律動、因果、ジェンダー、そして――心。
やがてアニムスは知る。
世界は外側にあるのではない。
心の上に保持されているのだと。
だが学園を管理する生徒会長・ラセルドゥスは、揺らぎのない“完全な秩序”を目指していた。
選ばれる側か。
選ぶ側か。
駒でいるか。
動かす者(Mover)になるか。
七法則が交差するとき、
世界の固定は静かに崩れ始める。