あらすじ

「愛されない妻」で結構です。私はこの最高の家で、一生ぐーたら生きていきますので! 前世で過労死した記憶を持つ伯爵令嬢ルシアン。彼女は政略結婚により、「氷の公爵」と恐れられる美貌の当主ユリウスの妻となった。 しかし初夜に告げられたのは、「君を愛するつもりはない。ただの飾りとして、あの離れで静かに暮らしてくれ」という冷酷な「白い結婚」の宣言だった。 普通なら絶望する状況だが、前世で働きづめだったルシアンは心の中でガッツポーズをした。 「つまり、一生働かずに養ってもらえるってこと!? 最高!」 ルシアンは与えられたボロボロの離れを、自身の持つ【空間魔法】で大改造し始める。 空間を繋げてワンタッチでお湯が出るお風呂、温度と湿度を常に最適に保つ魔法のエアコン、自動でゴミを吸い取るお掃除ゴーレム……。 目指すは、一歩もベッドから動かずにすべてが完結する夢の「全自動スマートホーム」! 誰にも邪魔されず、ふかふかのクッションに埋もれてぐーたら生活を満喫していたルシアン。 しかしある日、激務と重度の不眠症で限界を迎えていたユリウスが、なぜか離れに倒れ込んでくる。 仕方なく彼を「空間魔法を応用した極上の快眠ベッド」に寝かせたところ、ユリウスは数年ぶりの大爆睡。 その日を境に、「あのベッド(と君)でないと安らげない」と、冷血だったはずの公爵様が毎晩のように離れに入り浸るようになってしまう。 「本邸を改築して君の家と同じにする。いや、私がここに住もう」 「君が淹れたコーヒー以外、もう喉を通らないんだ」 「……離婚? 誰がそんなことを言った。絶対に手放さない」 快適すぎる家とルシアンの虜になった公爵様は、完全にポンコツ化。最初の宣言はどこへやら、激重な執着と過保護な溺愛を見せ始めて……!?

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/02/18
  • 現在の作品「君を愛さない」白い結婚で捨てられた元社畜令嬢、ボロ離れを【空間魔法】で全自動スマートホーム化して引きこもってたら、不眠の冷血公爵が毎晩通い詰めてきて執着が止まらない件