あらすじ

「神様はね、位が上なほど名前が短くなるんだよ。僕? 僕は創造神の末っ子で『キィ』。ちなみに父様は『る』だよ」 ……そんな適当な(?)神様と、小瓶に魂を閉じ込められた初代に見守られる、とある一族がいた。 その名も、聖剣一族。 彼らが受け継ぐ聖剣スクラッチの能力は一つ。 『使用者の魔力が空っぽなほど、対象を削り取る威力が増す』 ゆえに一族は、今日も今日とて魔力枯渇で倒れるまで自分を追い込む――すべては「趣味」の聖剣を、より力強く振るうために。 そんな「最強の変人集団」の当主を押し付けられた、本の虫の少年ルイン。 ある日、彼の大切な図書室が隣国の襲撃によって燃やされた時、一族の復讐劇が幕を開ける。 「私の台所を返せ!」「盆栽の仇!」「あ、ついでに僕らのお家も削っとくね」 地形が変わるほどの蹂躙のあとに、彼らが手にするのは新天地か、それとも新しい図書室か? これは、常識人の当主が、自由すぎる神様と一族に振り回されながら世界を削る物語。

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カクヨム
カクヨム2026/02/18
  • 現在の作品聖剣は押し付けるもの~家を焼かれたので、一族総出で王都を削り取って引っ越すことにしました~