あらすじ
十五歳の聖石測定で“反応なし”と判定され、E等級の無能と呼ばれた公爵令嬢セレスティア。
五年後、王太子から公開婚約破棄を宣言され、王都を追放されることになる。
すべてを失った彼女が辿り着いたのは、月の国ルナリア。
そこで出会ったのは、穏やかで底知れない力を持つ月の大公ルシアンだった。
「測定できないことと、力がないことは違います」
彼に導かれ、星の聖地“月下の星泉”に手を浸した瞬間――
谷が、山が、空が、黄金に染まった。
聖石では測れなかったのではない。
規格外すぎて測定不能だったのだ。
覚醒したその力は、歴代の星詠みすら凌駕するもの。
そして星と月が交わるとき、失われた真実が明らかになる。
無能と蔑まれた令嬢が、世界を照らす唯一の星詠みへ。
月の大公に溺愛されながら、本当の力と居場所を見つける逆転ファンタジー。