あらすじ
四つの魔法学校が覇を競う《四耀対抗戦》。
それは、一級魔法使いを志す者にとって最大の登竜門。
東の名門・ルクス魔法学校に通うアル=ルトは、万年次席。
常に首席に立ち続けるのは、姉のアル=ムゥルだった。
明るく、強く、誰よりも眩しい“金の光”。
冷静で、支えることに長けた“銀の光”。
姉の背中を追い続けてきたルトは、気づかないふりをしている。
——本当は、自分の方が強いかもしれないということに。
卒業を目前に控えた最後の対抗戦。
二人はペアとして出場することになるが、圧倒的な実力を持つ他校の代表が立ちはだかる。
「隣に立ちたい」
その願いは、競うことを意味するのか——それとも。
これは、追いかける光と、まだ知らない自分の光に出会う物語。
並び立つ、二つの光。