あらすじ

戦隊ヒロインプロジェクトの華やかな舞台裏で、静かに異変が進行していた。 リコールにより失職した兵庫の元知事。その周辺企業と港湾再開発計画に、不自然な資金の流れが見つかる。背後に浮かぶのは、秘密結社ジェネラス・リンクの影。兵庫は西日本物流の要衝。ここを握られれば国家基盤が揺らぐ。 だが警察は動けない。政治問題化すれば世論が割れる。戦隊ヒロインも表の存在として関与できない。 そこでヒロ室西日本分室にて極秘構想が立ち上がる。指揮を執るのは波田顧問。任務は“存在しない部隊”による非公式介入。成功しても記録は残らず、失敗すれば全責任は闇に沈む。 リーダーに指名されたのは、兵庫県警本部から出向中の岡本玲奈。現役の県警音楽隊カラーガード隊員として県民の前に立ち、戦隊ヒロインとしても活動する彼女は、もう一つの顔を持つことになる。――西日本特別諜報班、通称NSTの指揮官である。 玲奈は即座に受諾する。「神戸は実験場にされたらあかん」。地元への強い想いが決断を後押しした。 副官には播州の烈火・西川彩香。さらに諜報撹乱に長けた迫田双子姉妹が招集される。任務は国家存続に関わる最重要極秘。他のヒロインにも知られてはならない。 こうして、表舞台のヒロインたちの知らぬところで、影の部隊が発足した。 その名は―― 西日本特別諜報班 NST。 光の裏で、夜の戦いが始まる。

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小説を読もう2026/02/17
  • 現在の作品西日本特別諜報班 NST 影の特命