あらすじ
桜町高等学校に通う銀奈は、学校の成績もパッとせず、ギャルらしい毎日を送っていた。ある日、赤点を取り再テストを受けることに。
途方に暮れた銀奈が教師・高坂に泣きつくと、偶然手にしていた将棋の本からひらめいた高坂は、ある提案をする。「将棋で勝ったら再テストを免除してやる」と。
初心者の銀奈にとって将棋は未知の世界。最初はいやいや教本を開き、家では弟や父に教わりながら駒の動かし方を覚えていく。弟や父は銀奈の奮闘ぶりに驚き、褒めたりからかったりしながら支える。
いよいよ高坂との再テスト対局の日。ハンデをつけても、銀奈の成長ぶりに教師は驚くほどの接戦となる。惜しくも勝利はならなかったが、銀奈はギャルらしく明るく悔しがり、教本は教師からプレゼントとして手渡される。
将棋に触れたことで、銀奈は自分の新しい好きを見つける。しかし、入った将棋部で孤立する。そしてギャルらしさと将棋の真剣さのギャップから友達からも孤立する。不登校になる銀奈。家庭での父や弟の支え、そして離れていった友人の理解を得ながら、銀奈は自分らしさを保ったまま将棋と向き合うことを決める。
部活やオンライン対戦で経験を積み、仲間との絆や自身の成長を実感する銀奈。やがて彼女は、ギャルでありながら将棋を楽しむ自分を肯定し、青春の日々を鮮やかに彩っていく――。