あらすじ
月読峠。かつて凡庸な地方都市であったこの町は神社の裏手で大蛇の化石が見つかったことでその性質を大きく変じさせた。
大手ショッピングモールが軒を連ね、ファミリーレストラン同士が隣り合い。三分歩けば、同系列のコンビニエンスストアを梯子出来る町に生まれ変わった。
町は常に活気に満ち、発砲音がするのは当たり前、窓を開ければ火薬の臭いが鼻を擽り、町を歩けば柄の悪い大名行列が出来ていることも珍しく無くなった。
警察は当然馬車馬のように働き、自衛隊の仮説基地も建設された。
まぁ、つまりは治安が悪くなったのだ。
元々の住民が嘆きたくなるほどに。