あらすじ
王太子の婚約者だった公爵令嬢リゼリアは、聖女をいじめたという冤罪で断罪される。
だが彼女は泣かなかった。
「感情では国は回らない」
冷酷と呼ばれた令嬢は、隣国で財政顧問となり、その実力で国を立て直していく。
やがて母国が財政破綻の危機に陥り、救援を求められる。
条件はただ一つ――
「私に全権を」
腐敗した聖女団体を監査し、王政を揺るがし、ついには元婚約者を退位へ追い込む。
しかしその裏には、彼女を溺愛する宰相の“計算”があった。
守られるだけの令嬢では終わらない。
ざまぁだけでは終わらない。
これは、悪役令嬢が“王妃”ではなく“制度”を選ぶ物語。