あらすじ
『 Yamakawa Bookshop 』
街角の小さな本屋『 山川ブックショップ 』。
馴染みの店主・山川さんと僕は、
互いに程よい距離感で付き合っていた。
ある夜、閉店後に山川さんが埃にまみれた
『 分厚い一冊の本 』を物置きから引っ張り出して。なにやらそれはとても古い本らしく……
ページを開いた瞬間、僕は意識を失い、
目覚めた時ーー
そこには、ある女の子がいて。
僕は彼女に恋をした。
しかし触れることも、
声をかけることもできない。
なぜなら、これは
彼女自身の恋を描いた物語だったからだ。
派手な事件や大きな戦いはない。
けど、感情の解像度を少しだけ上げて、
物語の存在が揺らぐような不安定さをそっと
織り込むーー
静かで実験的な、
僕だけのラボラトリー的短編。
SF × ラブコメ
そんな物語。