あらすじ

この世界では、人は生まれながらにして一つの能力――通称《ナンバー》を授かる。 炎、雷、剣技、回復。魔族と戦うための強力な能力を持つ者たちは、王立総合学院《テクノスアカデミー》で鍛えられ、未来の魔法生(エージェント)として活躍していく。 ……のだが。 主人公レインが授かった能力は、 No.87《みやぶる》 敵の情報や弱点がわかるだけの、なんとも地味な能力だった。 攻撃力アップなし。 防御力アップなし。 魔力増加もなし。 ただ、わかるだけ。 しかも弱点は大体見ればわかるものばかりで、戦闘ではあまり役に立たない。結果として彼はパーティーを追放され、学院内のカフェでアルバイトをしながら新しいパーティー探しをすることになる。 ――ところが。 日常生活の中で《みやぶる》を使い続けているうちに、レインはあることに気づく。 この能力、 実はめちゃくちゃ便利なのでは? 客の好みがわかるので接客は完璧。 嘘をつく人間は一発で見抜く。 面倒ごとを未来の可能性から回避。 さらには―― ぼんやりと未来まで見えることに気づいてしまった。 事故を未然に防ぎ、 トラブルを先回りで解決し、 困っている女の子たちを次々と助けていくレイン。 すると気づけば、 謎の美少女剣士、 天然系魔法少女、 正体不明のお忍び王女、 そしてクセの強い学園の問題児たちまで―― なぜかみんな、彼の周りに集まり始めていた。 地味すぎる能力だと思われていた《みやぶる》。 だがそれは、 世界の構造すら見通す“解析能力”だった――! 追放された元劣等生が、 日常生活で無双しながら女の子たちに囲まれていく!? 未来さえ見通す能力を手に入れた少年の、 ちょっと便利で、かなり厄介な学園ライフが今始まる!

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小説を読もう2026/03/12
  • 現在の作品「みやぶる」なんて役に立たないと言われパーティーを追放された魔法劣等生、酒場で人の本音が見えるようになった結果、いつの間にか常連に慕われて伝説のマスターになっていた