あらすじ
六つの世界は、かつて“命珠盤”と呼ばれる一つの盤に繋がっていた。
人は、誰しも胸の中に、“自ら望み、選択する権利” である命珠を秘めている。
──それらは盤上でそれぞれの色に光り、世界は循環していく......
はずだった。
だが、その隅が 徐々に闇へと染まり始める。
ある日 謎の事件を追う中、命を落とした刑事・観雲 時雨
(みぐも・しぐれ)が目を覚ましたのは...
「身の丈以上を望むこと」が罪とされる、選択肢の見えない世界
ーー「無閾界」だった。
そこで彼が出会ったのは....
禁忌を破り、飛び込んだ幽月界の使者・
祈想 透月(きそう・とうづき)。
最適化社会の未来から逃げてきたヒューマノイド・
青海 星音(あおみ・しおん)。
語られぬ記憶を読み解くため、千年の眠りから目を覚ました
過去世の法力者・
佐伯 真生(さえき・まお)。
数千年の修行を積み安息へ辿り着くも、魂を混沌から導くため楽土を捨てた風律師──
瀧鈴 如空(たきすず・じょくう)。
彼らは、ある少女を救うため、
“守護騎士(ガーディアン・ナイト)”として、異世界で眼を醒ます。
その少女の名は....白納 小夜(しろの・さよ)。
失われた権利。
与えられなかった選択肢。
望むことすら許されなかった魂たちが、
やがて、立ち上がり、ひとつの剣となる。
それぞれの「命珠」を奪う、規律の裏に潜む真実へ。
六人の守護騎士(ガーディアン・ナイト)たちが立ち向かう
境界反転ファンタジー、開幕。