あらすじ
「時間が動いて見えるのは、俺ら人間が時間軸を忙しなく彷徨っているからだ。天動説が覆されたように、いつか証明されるだろう。この世のセル画を連続させているのは人間の意思だって。」
都内のごみ置き場で拾った女は、両性具有の妖怪だった。
異国の妖怪パーメオと、タイムマシン妄想に取り憑かれた谷。
互いの干渉は出会った時から始まっていたのかもしれない。
「ただ困ったことに神の手が、スープでも混ぜるように、随分と引っ掻き回してくれやがる。」
そして谷は、20年前の恋人が戻って来ない理由を知ってしまった。
(フィクションです)