あらすじ

「ミレイユとは離婚するよ。白い結婚という理由で、ミレイユの有責でね」 クルルフォーツ小公爵と結婚したミレイユは、ある日聞いてしまう。夫と、その恋人の会話を。 ミレイユとクラレンスは白い結婚だ。それはミレイユが度々体調不良になるせいだった。だけどその理由が── (あなたが私に腐った食事を出すよう命じていたから、だなんて) 思いもしなかった。良いでしょう。そこまでして、私と離縁して彼女と結ばれたい、というのなら。 私が責任をもって、そのブライダルアテンドをしてあげようじゃない。もっとも、プランは選べませんけれどそこはご愛嬌。 (これは政略結婚で貴族の務めだから、と今まで自分を律してきた。だけどその結果がこれなんだもの) それなら今度は、自分の幸せのために生きてやる。妻としてではなく、貴族としてでもなく。一人の人間として、ミレイユは生きていくことにした。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/11
  • 現在の作品【書籍化&コミカライズ】お探しの妻はもういません。