あらすじ
「この世界には“魔族”がいる」
白峰舞桜(しらみねまお)は、巫女見習いとして修行中の中学2年生。
10年前、彼女は裏山で不思議な少女と出会った。頭に2本の角を持つその少女は、“未来の魔王・ルシフェリア”を名乗る。ささやかだが奇妙な交流を果たした二人は再会の約束を交わす。
――そして時は流れ、現在。
ある日、裏山に落ちた雷によって舞桜の平穏な日常は破壊された。直後、彼女の前に現れたのは、全身傷だらけのルシフェリアだった。
しかし再会を喜ぶ間もなく、魔族の追っ手が迫る。舞桜の目の前でルシフェリアは痛めつけられるが、戦う力のない舞桜はただ自分の無力さを痛感するしかなかった。
だが、瀕死の状態でも立ち上がろうとするルシフェリアを守るため、舞桜は歩み出す。
「私の身体を使ってください――!」
その瞬間、二人の魂が共鳴し、眩い光が世界を包む。
目を開くと、舞桜は“別人のような姿”になっていた。黒いマントを翻し、肌を大胆に露出した戦装束――まるでルシフェリアのような、魔王の姿に。
「なんでこんな格好に――!?」
巫女×魔王の異色コンビが織りなす絆の物語、開幕!
※全10章予定の長編です。完結までの構想があります。
※この作品は「小説家になろう」でも連載しております。