あらすじ
恋を知らない妖精の双子は、百組の恋を成立させるまで妖精界に帰れない。
妖精界でも有名な問題児――いたずら妖精の双子、アマンダとブレンダ。
ある日、二人は妖精界の「運命管理室」で縁の糸をいじり回し、世界中の恋を大混乱させてしまう。
激怒した妖精女王が下した罰は――
「百組の恋を成立させること」。
人間界に送り込まれた双子は、恋のきっかけを整え、恋を見届ける任務に挑むことになる。
ただしルールは厳しい。
・感情を直接操作する魔法は禁止
・魔法を使うたび羽が減る
・すべての羽を失えば妖精は消滅
幼なじみ、すれ違い、再会、片想い――
人間たちのさまざまな恋に関わりながら、二人は少しずつ「恋」という感情を知っていく。
だが――
恋は、観察するだけでは分からない。
これは、恋を知らない妖精たちが
百の恋を見届け、最後に恋を知る物語。