あらすじ
この世界は地球のパラレルワールド。
時は2023年。世界中の動物が一斉に変化した。
世界各国の家畜は『魔力』と呼ばれるものを吸い、
時は2500と何年かのいつか、平穏な村で母親と暮らしていた10歳の少女、キャルロン。
その日の夜も母親と樹の実を齧り生活していた。
だが、事件が起こる。
夜、死んで生きている人…ゾンビが村に奇襲したのだ。
ゾンビは村人たちを噛み殺し同族へと変えていく。
その魔の手はキャルロンにも迫るのだ。
キャルロンは母親に守られ、逃されシェルターの中へと避難することができた。
夜が明けると、シェルターがある一人の白衣を着た男の手によって開けられた。
母親を失い恐怖に侵されていたキャルロンにとって、差し伸べられた光だったのだ。
男性は優しい言葉をキャルロンに差し向ける。
安堵の涙を流した。男性はキャルロンを抱きしめて「生きててくれてありがとう」と感謝を述べる。
そしてこうも述べる。
「実験体になってくれてありがとう」
次の瞬間、キャルロンはゾンビに噛まれ死んだ…
そう思っていた。一ヶ月後。
青い光が指すシェルターの中で目が覚めたのだ。
生きている。感覚がある。
しかし、水溜りから見えるキャルロンの姿は緑色の肌で赤い目、以前とは全く異なるものであった。
それからキャルロンは名を改め「ゾーン」とした。
その日からゾーンの白衣の男を「科学者」と呼び恨み、その科学者に復讐をする為の生活が幕を開けたのであった。