あらすじ

公爵令嬢マルガレーテは幸せだった。 身分違いの婚約者ヴィクトルは誠実で、贈り物はいつも心がこもっていて、 「君のためなら家格なんて関係ない」という言葉を、疑ったことなどなかった。 ——全てが嘘だった。 裁判所から届いた書類を読んだとき、マルガレーテは初めて知る。 あの美しい宝飾品も、珍しい書籍も、異国の織物も。 全て、彼が「道具」と呼んだ侯爵令嬢の家から横領した金で買われたものだったと。 「私も、利用されていたのね」 「道具だった」の番外編。騙された側から見た、もう一つの真実。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/03/11
  • 現在の作品公爵令嬢は知らなかった——婚約者の贈り物が、全て別の令嬢から奪ったものだと