あらすじ
2011年3月11日。東日本大震災が日本を襲った日。
同じ日、日本全国で約2,900人の赤ちゃんが生まれた。
広島で生まれ、父の仕事で福島へ転校しいじめに遭うも、同じ日に生まれた少年に救われた楓。
福島で生まれ、原発事故で避難し、それでも故郷を愛し続ける太一。
陸前高田で生まれ、母を津波で失うも、母の愛の証を見つけた美波。
気仙沼の避難所で生まれ、「奇跡の赤ちゃん」として期待を背負い続けた蓮。
四人は、互いの存在を知らない。
それぞれの場所で、それぞれの痛みと希望を抱えながら、15年間を生きてきた。
2026年3月11日。震災から15年、そして15回目の誕生日。
四人の物語が、静かに紡がれる。
※登場人物は全て架空です。