あらすじ

現代日本で孤独に暮らしていた青年・篠宮透は、ある夜、古い日記に触れた瞬間、異世界《灰灯界(かいとうかい)》へ落ちる。 そこは魔王に滅ぼされる世界ではなく、“記録”そのものが失われ続ける世界だった。町の名前、家族の顔、英雄の功績まで、何もかもが少しずつ忘れられていく。 透に与えられた力は戦闘能力ではなく、失われる記憶を「書き留め、定着させる」異能《編纂(へんさん)》。 彼は癖の強い仲間たちと旅をしながら、歴史を消す存在《白紙の王》の正体に迫っていく。 やがて透は知る。消えているのはこの世界の記録だけではない。自分がこの世界に来た理由そのものも、すでに誰かに改竄されていることを。

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カクヨム
カクヨム2026/03/11
  • 現在の作品灰灯界綴記 雨の匂いで目が覚めたら、世界の名前が消えていた