あらすじ

侯爵令嬢セリナは、王太子の婚約者として王宮実務を五年間支えてきた。だが卒業式の断罪劇で、彼女は「不正会計の主犯」として婚約破棄される。 追放先でセリナが拾ったのは、焼却されるはずだった古い監査台帳。そこには王太子派の横領と、断罪劇の台本そのものが記録されていた。 「感情で争う気はありません。証拠で終わらせます」 辺境監査院に入ったセリナは、無愛想な特別監査官ユリウスと手を組み、税制・兵站・医療予算の改ざんを一つずつ暴いていく。王都では“有能な婚約者”を失った反動で行政が崩れ始め、かつて彼女を切り捨てた者たちは静かに追い詰められていく。 これは、捨てられた令嬢が「恋」と「仕事」の両方を取り戻し、王国の仕組みごと逆転する物語。

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小説を読もう2026/03/11
  • 現在の作品婚約破棄された実務令嬢は、監査院で王国を再設計する