あらすじ
村の謎解き編、まだもう少し続きます。
何か超常的な存在によって意識を洗脳された集団が暮らす集落の話って、書いてみたかったんです。
その場合どうしても話がオカルトにならざるを得ないな、と。神さまの力で常識と感覚を書き換えられて、何となくみんな似通った価値観で操られたように動く。そこに一人紛れ込んでしまった主人公がいかにしてそこから脱出するかっていう。思いついたのはそういう展開でした。
村の人たちが外の人たちじゃ考えつかないようなやり方で集落を維持してて、それを当たり前と受け止めて疑いもしない。そこで孤立する迷い込んだ主人公、って筋なんだけど。普通に考えたらそこまで拒否感のある維持の仕方ならそもそも、村からちょくちょく離反者が既に出てるんじゃないかな。とリアルに考えてしまったわけです。
そうなると村ではとんでもないことを集団の延命のために実行してる、と周囲では噂になるし方法が方法だから。ちょっとでも情報が漏れたらあっという間に騒動になって集落は瓦解してるはず。…と思うと。こんな集団を現代で存在させとく条件の方がよほど難しい。とあれこれ考えてみてつくづく思いました。かなり小さい人数なら秘密は保てるか…とは思いますが。その場合は近親婚のリスクがあるから、どうやってもそう続けられることではなさそうです。良い子は真似しないでね(するか!)。
対策を練ってついに実行まで来ましたが。一方で柚季と蒲生先生の間の関係に変化が?…って気配がしてきたところでまた次回。今後の二人の間の変化に乞うご期待ください。