あらすじ
——不毛な恋をしている。
大学生の小森寧音《こもりねね》が10年以上想い続けている相手は、兄の友人である葛原志門《くずはらしもん》。
女遊びが激しく、性格も口も終わってる……誰もが認めるクズ男。
【寧音の炒飯食いたい】の一言で意気揚々と家を飛び出したのに、志門の部屋から出てきたのは下着姿の女。
「……この子、誰?」
「俺の可愛い妹」
——誰が、いつ、あんたの妹になったんだ?!
「出すもん出したらどうしても寧音ちゃんの飯食いたくなったんだわ」
「……さ、最低なんですけど」
やめた方がいい恋だと分かっている。
それでもどうしても、……“好き”のやめ方が分からない。
真性クズ男 × 不憫系一途女子
(絶対、このクズの妹ポジから抜け出してやる……!)