あらすじ

廃止を目前にした特急白山の食堂車「サシ489」。 その現場には、最後まで客に料理と時間を届けようとする乗務員たちの意地と、事故を防ぐために線を引こうとする現実がせめぎ合っていた。一方、仕事の失敗で逃げ場を失った会社員・広田一馬は、白山の食堂車で働く高校時代の同級生・美咲涼子と再会する。失敗、責任、現場の矜持、限界、引き継ぎ――終わりゆく列車の中で、それぞれが「逃げずに仕事を終える」とは何かを問い直していく。 華やかなラストランではなく、傷を抱えたまま最後の一皿を出し切る人々の連作仕事小説。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/11
  • 現在の作品峠の食堂車へ、ようこそ!