あらすじ

「殿下は操られていますわ!」 夜会の真ん中で、聖女を名乗るヒロインが叫んだ。どうやら彼女は、この世界を乙女ゲームだと思い込んでいる転生者らしい。 「フラグは立ったはずなのに!」「好感度アップの音がしたのに!」 必死に設定を並べ立てる彼女を前に、隣に立つ私の婚約者――太陽王子リュシアン殿下は腹を抱えて爆笑した。 「あっははは! 聞いたかアニエス、俺、洗脳されてるんだってさ!」 彼は攻略対象などではない。 私が十数年支え続けてきた、そして何より――私を選び続けてくれた男だ。 「悪いが、俺を操れるのは世界でたった一人、そこにいる彼女だけなんだ」 余裕で笑う太陽王子と、有能悪役令嬢。 勘違いヒロインを相手にした、本物の断罪劇が幕を開ける。

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小説を読もう2026/03/10
  • 現在の作品「殿下は操られていますわ!」と叫ぶ自称ヒロイン様。残念ですが太陽王子は最初から悪役令嬢の味方でした。