あらすじ
聖女と浮気して、私を婚約破棄した王太子が――
呪いで緑色になって別荘に這いずってきました。
「君以外ありえない……」
いや、何しに来たんですか?
私はただの令嬢です。
黒魔術なんて全く興味ありません。
……のはずなのに。
私の部屋には
黒魔術の本が山ほどありました。
さらに王太子いわく、
・彼を操っていたのは聖女の呪い
・その呪いを解いていたのは私
・でも聖女の呪詛返しで私の記憶が消えた
つまり今、
王太子を救えるのは記憶喪失の私だけ。
仕方なく黒魔術の本を開いたら――
身体が勝手に魔法陣を書き始めました。
どうやら私、
とんでもない黒魔術の使い手だったみたいです。
でも一番怖いのは、
まだ思い出していない「昔の私」かもしれません。