あらすじ
学園で突然“黒い渦”に呑まれたシャルナとルイトは、気づけば見知らぬ世界に立っていた。
そこは魔力の気配がまったく存在せず、建物は異様に高く、見たことのない乗り物が走り抜ける世界である。
後にそれが「日本」という国であると知るが、当初の2人には理解できるはずもなかった。
魔術が使えないはずの世界で、なぜかシャルナだけは水球を発動でき、ルイトは一切魔術が使えないという不可解な状況に陥る。
言語も通じず、魔力も補給できず、右も左も分からないまま彷徨う2人であったが、夕暮れの橋で姉妹と出会う。
その姉妹の名は 橋本麗奈(レナ) と 橋本麗香(レイカ) である。
レナは面倒見がよく、レイカは無邪気で明るい少女であり、異世界人である2人の事情を知らぬまま、レナはあっさりと「家に来ればいい」と言い、2人を自宅へ連れて帰ることになる。
こうして、シャルナとルイトの“現代日本での居候生活”が始まったのである。
• コンビニの冷気に驚き
• 貨幣の仕組み
• レナの募金
• レイカの無邪気さにシャルナがほだされる
すべてが未知であり、すべてが事件である。
一方その頃、学園では2人が突然消えたことで大騒ぎとなっていた。
レオンは必死に奔走し、ヤミルはリミッターが外れたように血管を浮かせリアンにキレる、リアンはブラコンを全開にして叫び散らし、ミミルは呆れながらも「うるさいわ!」と思いつつ状況を見ている。
ラファエルは“ザ・見守り”の姿勢で冷静に状況を観察し、学園長は胃を押さえながら対応に追われ、シグルは「シャルナとバトルができない」と文句を言いながら、シャルナがいそうな場所を探し回っている。
学園は前代未聞の混乱に包まれていた。
魔術師が魔力のない世界でどう生きるのか。
どのような"呪いや書物、先祖の思い"があるのか。
そして学園側は2人を取り戻せるのか。
“Twin Mages in Japan!”は、そんな異世界転移の裏側で始まる物語である。